ＳＯＨＯセミナー

今日はＳＯＨＯワーカーのセミナーを聞きにいった。その道で有名な笠松さんがくるというので、仕事を探しにというより、話を聞きたかったので、隣町まででかけた。失礼な言い方だが、笠松さんは、普通のおばちゃんという感じだった。
　今までＳＯＨＯをやっている人というと、大学を出てメーカーでばりばりの仕事をやっていて、第一線というイメージがあったが、意外や意外、笠松さんは高卒で、キーパンチャーの仕事の経験はあったものの、すんごいキャリアをつんだわけではないと聞いて、すごく親近感を感じた。二児の子供でもあり、離婚経験者でもある。そんな今風な女性だったということを聞いて、さらに驚いた。でも、それだけ苦労をしてきたというか、がんばったんだろうなとも思ったが。テンポよく話しっぷりで、あっという間に２時間という時間がすぎた。
　話を聞いていて、改めてＳＯＨＯという仕事は定着しつつも、入力やＷＥＢ作成の値段の値崩れについて語られていて、限界かなと本人もいっていたので、私もそれはすごく感じた。私も一時期在宅で入力をしていたことがあるので、大変さはよくわかる。今はあまりお金にもならず、別のＰＣで仕事をすることを考えると勉強をしなくてはならないと思う。どうすればいいか今模索中だ。私がやっていたところは、入力は以前１件につき２０円だったものが、今では７円となってしまっている。これは、ほんと倍以上時間がかかることになって、全然仕事にならない。おまけに毎月コンスタンスに仕事があるわけでもなく、あるときは夜もっていって翌日の昼には収めるなどという仕事が多い。間にクライアントなどが入ると、もっとコストが生じて単価が安くなるといっていた。　あとは、やはり営業力だとも言っていた。でも、もうすでに大手のメーカーの仕事は、他に回ってしまっているだろう。
　でも人間は生きていた中で、必ずできるものがあるだろうと言っていた。たしかに。もっと他に自分が何ができるかというものを探していかなくてはと改めて思った。
　あと意外だったのは、静岡というところはＳＯＨＯが遅れていると思っていたら、かなりすすんでいたということ。